【青春】×【ノスタルジック】『ディセンバー・ボーイズ』
2007年 ロッド・ハーディ監督 オーストラリア
どんな映画??
たった一夏で、少年から青年へ、青年から大人の男に成長する物語
スタンドバイミーが好きならオススメ!!
ストーリー
修道院で共同生活をしているマップス(ダニエル・ラドクリフ)、スパーク、スピット、ミスティは仲良し4人組のディセンバー・ボーイズ。
「親がいないこと」と「12月生まれ」が彼らの共通点だ。(ここ重要!!)
夏休みのある日、海の近くの家へ旅行に行くことになり、みんな大はしゃぎ。
旅先では、施設しか知らない少年たちにとって何もかもが新鮮で、とても楽しい時間を過ごす。
周りの大人たちもみんな親切で、特に近所に住んでいる若夫婦は、彼らを実の子供のように可愛がる。しかし、若夫婦が4人の内の1人だけを養子にすることを知ると、彼らの友情にヒビが入り始める。
感想
1人の人間の成長をうまく表してると思う。
楽しいことや好きなことといった表面しか見えない少年期、辛いことがあってもなんでもない風を装い表面しか見せない大人、その間に挟まれ両者の矛盾に苦しむ青年期。全部1人の人間の中で起こるって考えると、とても不思議。
脆く、潔癖症な青年期から見たら大人は嘘つきに見えるし、私も身に覚えがある。当時に比べたら物分りが良くなったなぁと我ながら感心する。