【ラブロマンス】『天国の日々』
どんな映画？？
映像がただただ美しい
黄金の麦畑や太陽の美しさは、自然を題材にしたドキュメンタリー映画を見ている感覚に陥る
ストーリー
ビル（リチャード・ギア）は幼い妹のリンダと美しい恋人のアビー（ブルック・アダムス）と貧しいながらもなんとか暮らしていた。彼ら３人は旅を続けながら、その日暮らしをしている。
テキサスに移った３人は、麦畑の季節労働者として働き始める。彼らの雇い主で、若き農場の持ち主のチャックは、親も恋人も友人もいない孤独な男。そんな彼は、アビーに一目惚れをすることになる。しかし、彼の体は病に蝕まれ残された時間は多くはない。
彼が病気であることを聞きつけたビルは、自身の壮大な野心を満たすチャンスが到来したと確信。そして、チャックの恋心を利用して、財産を横取りする計画を恋人と共に実行に移すのだが・・・
感想（ネタバレ）
兄のビルは警察に殺され、アビーは去っていくのに、なぜリンダは全く悲しそうではないのか。結構疑問でした。
でもね、リンダっさ始めっからみんなに放置されてんだよね。ビルとアビーが恋人同士の時そうだし、ファームではみんな働いてて基本一人ぼっち。
アビーが結婚した後も一緒に住んでるけど、ラブラブの彼らを横目に１人キッチンでご飯の支度したり。新婚と一緒に暮らす、新婦の昔の男の妹の居場所なんてないでしょ。
３人とも自分たちの恋愛に忙しくて、誰も幼いアビーを構ってない。
おまけに彼女は学校にも行ってないし、あちこち旅してるからせっかく作った友達ともすぐにサヨナラバイバイ。親もいないし、ビルもアビーも親代わりをしようなんて気は全くない。
つまり、彼女は孤独に慣れてたんだろうね。
だから、ファームで仲良くなった年上の友人と再開っていうラストは、彼女的にはハッピーエンドだっんでしょうね。
